玉軸受用鋼球とは

鋼球は、文字通り目的に合わせて鉄に何らかの物質を加えた人工的な素材である合金を使用して作られた球です。その球は、一般的に大小2つの輪の間に規定数の鋼球を挟んで回転する部品で機械の回る部分に取り付けられたベアリングという機構に使われているものを指しています。

その中でも軸受用ボールベアリングに主に使用される物を玉軸受用鋼球(JIS B1501)と言います。そのベアリングを回すために、摩擦が少なくて、とても固いものが求められます。

では、その鋼球はどこで回っているのでしょうか?私たちの身近な所では、自動車や家電製品がその宝庫です。自動車は、エンジンからモーターはもちろん、ハブや変速機という駆動部分から、ワイパーなどまでに使われており、電気自動車では約300個が使用され、ガソリン自動車ではさらに多く約500から1000個使われています。

摩擦が少なくなると効率よく動くことができるので、自動車の場合は燃費が良くなります。家電製品の場合は、ファンモーターという冷却装置に使用されています。こちらの場合は、鋼球が丸くなり摩擦が少なくなるほど静かになります。燃費や静粛性で、その性能が上がってきていることが目に見えてわかります。